8月26日、鹿島アントラーズの沖悠哉が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦の中、25日のJ1第26節清水エスパルス戦で4-0と快勝し、2試合ぶりの白星を手に入れた。勢いをそのままに、次は28日に2位の横浜F・マリノスとの一戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう沖悠哉(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「どのようにアプローチしていくか、ぜひ見てもらいたい」

 8月25日のJ1リーグ第26節清水戦では、その前の神戸戦の敗北を払拭するかのような快勝劇を見せた。ストライカーの上田綺世らがゴールを重ねて4得点を奪い、守備陣も最後まで相手の攻撃をしのぎ切って完封勝利を収めた。GK沖悠哉も「非常にいい状況」と、チーム状態の良さを明かした。

 良い流れのまま、次の第27節では2位の横浜FMとのアウェーゲームに臨む。「強いチームであることは間違いありません」と沖が言うように、横浜FMはリーグ戦でここまで2敗しか喫していない強敵だ。「いろいろなタレント、特性を持った選手がいるので、自分の出番も必然的に増えてくるだろう」と、8月22日に22歳になったばかりの若き守護神は気を引き締める。

 それでも、直近で土をつけたのは鹿島でもあるだけに、それからは無敗を維持している相手にも「相手がF・マリノスだから、と特別に気にするのではなくて、シーズンを通しての1試合であることに変わりはない。ただ、(リーグ戦で)13戦負けていないチームなので、そこに対して自分たちがどのようにアプローチしていくか、みなさんにぜひ見てもらいたいと思っています」と言葉を続ける。

「自分たちのやるべきことを90分間やり続ける。そうすれば必然的に結果につながると思うので、チームを信じて、自分を信じてやっていきたいです」

 8月28日、リーグナンバーワンの得点力を誇る横浜FMの攻撃陣の前に、鹿島の砦が立ちはだかる。