浦和レッズは17日、トップチーム選手1名が、新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性判定を受けたと発表した。当該選手は8月16日(月)のトレーニング前に発熱、ノドに症状および体調不良を訴えたため、抗原検査とPCR検査を実施した結果、同日中に抗原検査、PCR検査ともに陽性を確認。新型コロナウイルス感染症と診断された。

上写真=トップチーム選手1名が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けた(写真◎J.LEAGUE)

試合開始3時間前にオンサイト検査

 浦和はトップチーム選手1名が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けたと発表した。当該選手の経過は以下の通り。

■当該選手の経過、症状
・8/13(金) チーム活動参加(体温36.0℃)
・8/14(土) チーム活動参加(体温36.0℃)
・8/15(日) チーム活動参加(体温36.1℃)
・8/16(月) チーム活動不参加・自宅隔離(体温・トレーニング前:37.5℃)
・8/17(火) 自宅隔離(体温/朝:36.0℃、昼:36.7℃)

■判明後の対応
 当該選手以外のトップチーム全選手及びチーム関係者を対象に、以下の検査を実施した。
・8/16(月)トレーニング前:抗原検査全員陰性
・8/17(火)トレーニング前:抗原検査全員陰性およびPCR検査実施
 なお、チームはトレーニング後にPCR検査の陰性判定を確認し、遠征先に出発。昨日および本日のトレーニングについては、安全に留意して時間や人数を制限し、クラブハウスの使用も最小限にとどめたと説明している。

 また、明日18日(水)に開催される『天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦) vs 京都サンガF.C.』に関しては、JFAと協議の上、通常通り開催予定。試合当日のキックオフ3時間前に新型コロナウイルス感染症対応オンサイト検査を実施し、オンサイト検査で陰性判定を得た選手・スタッフのみが当日の試合にエントリー可能となる。