上写真=大迫勇也が神戸入り。ドイツでは最後にブレーメンでプレーした(写真◎Getty Images)
「全てのタイトルを取り、新たな歴史を作るために」
日本代表のエースFW大迫勇也が日本に戻り、ヴィッセル神戸に加わることになった。武藤嘉紀の獲得に続いて連日の大物獲得だ。
大迫は鹿島アントラーズからドイツに渡り、1860ミュンヘン、1FCケルン、ブレーメンと3つのクラブで計7年半にも渡ってプレー。昨季はなかなかチャンスがつかめなかったが、日本代表の絶対的なエースとして活躍してきた。31歳となって日本に戻り、さらなる挑戦を決めた。
大迫がクラブを通じて発した神戸のファン・サポーターへのメッセージは次の通り。
「この度、ヴィッセル神戸に完全移籍で加入することになりました。プロサッカー選手になり12年半、ドイツで7年半プレーする中で様々な経験をさせて頂き、ここからもう一段階自分を成長させるため、強い気持ちを持ってヴィッセル神戸に移籍することを決断しました。
J1リーグ、ACL、天皇杯、ルヴァンカップ全てのタイトルを取り、ヴィッセル神戸の新たな歴史を作るために、全力でプレーし、ストライカーとしてゴールを追求して行きたいと思います。
ヴィッセル神戸のファン、サポーターの皆さまの前でプレーする日を楽しみにしています。応援宜しくお願い致します」
神戸のFWは古橋亨梧がセルティック(スコットランド)に移籍したものの、藤本憲明、田中順也、リンコン、アユブ・マシカ、小田裕太郎、ドウグラス、武藤嘉紀、そして大迫とかなり多い。三浦淳寛監督がどのような起用を考えるのか、興味深いところだ。
大迫勇也(おおさこ・ゆうや)
■生年月日:1990年5月18日(31歳)
■身長/体重:182cm/71kg
■ポジション:FW
■出身:鹿児島県南さつま市
■経歴:万世サッカースポーツ少年団→鹿児島育英館中学校→鹿児島城西高校→鹿島アントラーズ→TSV1860ミュンヘン(ドイツ)→1.FCケルン(ドイツ)→ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)