ガンバ大阪は25日、水戸ホーリーホックからDF柳澤亘が完全移籍で加入すると発表した。柳澤は左右両サイドでプレーできるサイドバック。初めてのJ1挑戦に「チャンスを最大限活かす」と闘志を燃やしている。

上写真=ガンバ大阪への移籍が決まった柳澤亘(写真◎J.LEAGUE)

成長する事が恩返し

 両サイドバックをこなせるDFはG大阪のクラブ事情に合致するものだろう。柳澤は右でも左でもプレー可能なサイドバック。順天堂大を経てFC岐阜に加入。今季から水戸に加入してプレーしていたが、G大阪からオファーを受けて、初めてJ1でプレーすることになった。

「この度、水戸ホーリーホックから移籍加入する事になりました柳澤亘です。早くチームや大阪の街に馴染み、チームに貢献して、サポーターの皆様に名前や顔を覚えて頂ける様に頑張ります。よろしくお願いします」

 大いなるチャンレジへの意志がその言葉ににじむ。

「水戸ホーリーホックに関わる全ての皆様へ。
突然ではありますが、この度ガンバ大阪へ移籍する事になりました。J1へのチャレンジの機会を頂き、このチャンスを最大限に活かして成長する事が皆様への恩返しになると信じています。そして、加入して半年、出場数も少なくまだ貢献できていない中で、今回の僕のチャレンジを快く送り出してくれたチームにはとても感謝しています。水戸ファミリーであるファン・サポーターの皆様には直接ご挨拶出来ず心苦しいのですが、これからも温かく見守って頂けたらうれしいです。ありがとうございました」

 およそ半年間の在籍になった水戸への感謝の言葉も残した。プロ3年目、柳澤のさらなるチャレンジが始まった。

■柳澤 亘(やなぎさわ・こう)
・生年月日:1996年6月28日
・出身地:千葉県
・ポジション:DF
・身長/体重:180cm/72kg
・利き足:右足
・経歴:柏レイソルU-12→鹿島アントラーズつくばJrユース→八千代松陰高→順天堂大→FC岐阜→水戸ホーリーホック
・背番号:26