写真◎CEREZO OSAKA
セレッソ大阪MF原川力が、万全の状態でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第4節に臨む。第2節までフル出場したのち、第3節はベンチ外。コンディションを整え、勝利への貢献を期している
上写真=7月3日の第4節に向けて準備を進めている原川(写真◎CEREZO OSAKA)
「選手としては毎試合出たいのが本音」
「いつも通り、良い準備をするだけ。連戦が続くので、コンディションを整えていきたい」
7月2日の前日会見に登壇した原川は、まずコンディショニングについて語った。タイでの集中開催、中2日での6連戦で行なわれている今回のグループステージでは、次の試合までにどれだけ疲労を取り除けるかが大きなポイントになる。
6月24日の第1節と、27日の第2節にフル出場した原川は、30日の第3節は登録メンバーからも外れた。しっかり休んだことで「リフレッシュできている」と現状を明かし、「選手としては毎試合出たいのが本音ですが、次の試合に向けて力を注げると思う」と休養の効果を語っている。
ACLについて「アジアの試合はオリンピックの予選などで何回かやっていますが、Jリーグとは違う中身の試合になる」とコメント。その上で「こういう国際経験を積み重ねていく中で、自分のプレーの引き出しがどんどん増えていくと思う」と語り、「Jリーグと違って、こういうところでやるからこそ、臨機応変さがついてくる」と前向きに捉えた。
2-0で勝った広州FC(中国)との第1節では、正確なCKで両得点をアシスト。2-1で逆転勝ちした傑志(香港)との第2節では、攻め上がってきたDFチアゴにダイレクトパスでつなぎ、ミドルシュートでの逆転ゴールをお膳立てしている。クルピ監督は第4節での主力起用を示唆しており、先発出場となれば、これまで同様に得点に絡む活躍が期待される。