6月25日、鹿島アントラーズのディエゴ・ピトゥカが練習後のオンライン取材に応じた。チームは23日にアウェーで大分トリニータと戦い、スコアレスドローに終わった。リーグ戦4試合ぶりの勝利を目指し、27日に北海道コンサドーレ札幌とのホームゲームに臨む。

上写真=6月25日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なうディエゴ・ピトゥカ(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「難しい試合になると予想しています」

 3週間のリーグ戦中断の後、鹿島は6月20日の第18節仙台戦(1-1)、23日の第19節大分戦(0-0)と2試合連続で引き分けの結果に終わっている。「この2試合、求めていた結果ではない」とディエゴ・ピトゥカが話すように、勝ち点1ずつしか積み上げることができなかった。中断前に行なわれた第17節川崎F戦(1-2)も含めると、リーグ戦では3試合連続で勝利から遠ざかっている。

 本拠地カシマスタジアムで迎える次節札幌戦は、是が非でもリーグ戦4試合ぶりの白星をつかみたい一戦だ。「難しい試合になると予想しています。(札幌は)守備が強い中で、主導権を持ったプレーをしてくるチームだと思うので、簡単ではない」と、ディエゴ・ピトゥカは勝利をつかむために一筋縄ではいかないことを想定するも、「ホームのアドバンテージを生かして、サポーターに勝利という良い結果を届けられるようにしなければ」と勝ち点3獲得に向けて闘志を燃やす。

「もっと自分たちの形でチャンスをつくり、最後に落ち着いて(ゴールを)決めきることが大事になると思います」

 中盤でゲームを支配する背番号21が、勝利につながるチャンスを創出する。