6月6日、JリーグYBCルヴァンカップはプレーオフステージ第2戦が開催され、鹿島アントラーズは清水エスパルスとカシマスタジアムで対戦。チアゴ・サンタナに先制ゴールを奪われるも、ファン・アラーノとエヴェラウドの得点で逆転し、勝ち上がりを決めた。

上写真=前半終了間際にファン・アラーノが同点ゴールを挙げた(写真◎J.LEAGUE)

■2021年6月6日JリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージ第2戦(@カシマ/観衆7,274人)
鹿島 2-1(2試合合計3-1) 清水
得点:(鹿)ファン・アラーノ、エヴェラウド
   (清)チアゴ・サンタナ

・鹿島メンバー◎GKクォン・スンテ、DF常本佳吾(90分:小泉慶)、林尚輝、犬飼智也、永戸勝也、MFファン・アラーノ(73分:遠藤康)、レオ・シルバ(86分:三竿健斗)、ディエゴ・ピトゥカ、白崎凌兵(73分:松村優太)、FW土居聖真(86分:杉岡大暉)、エヴェラウド

・清水メンバー◎GK永井堅梧、DFヴァウド、鈴木義宜(37分:立田悠悟)、福森直也、MFエウシーニョ(74分:奥井諒)、宮本航汰(74分:竹内涼)、中村慶太(37分:河井陽介)、西澤健太、FWディサロ燦シルヴァーノ(65分:中山克広)、チアゴ・サンタナ、片山瑛一(74分:後藤優介)

先勝した鹿島だが…「一番望んでいない形でのスタート」

 アウェーでの第1戦を1-0で先勝した鹿島だったが、3-4-3のシステムで第2戦に臨んだ清水に立ち上がりから主導権を握られる。すると21分にディサロ燦シルヴァーノのスルーパスに抜け出したチアゴ・サンタナにゴールネットを揺らされ、2試合合計スコアを振り出しに戻される。しかし、その後に清水にアクシデントが発生。鈴木義宜と中村慶太が交錯し、負傷交代となる。試合が再開すると、前半終了間際の45分にエヴェラウドのパスからファン・アラーノがゴールを決めて試合を折り返した。

 ハーフタイムの時点で2試合合計スコアは2-1。鹿島がリードしているものの、清水に次の1点を奪われればアウェーゴールで上回られることとなるが、鹿島はそれを許さなかった。71分、ディエゴ・ピトゥカのクロスをエヴェラウドが押し込んで貴重な追加点を奪取し、勝負を決めた。試合はこのまま第2戦を2-1、2試合合計スコア3-1で終了し、鹿島がプライムステージ準々決勝進出を決めた。

「たくさんのサポーターの皆さんに集まっていただき、一緒に戦って次のステージに進むことができました。苦しい時間もありましたが、選手たちがしっかりと前を向いて戦い抜けたことは、皆さんのサポートのおかげです。ありがとうございました。ゲームの方は先に失点をして、一番望んでいない形でスタートすることになってしまいました。それでも、前への姿勢を取り戻して、ひっくり返すことができた。ファン(・アラーノ)、エヴェラウドの2人にまた点が生まれたことも、今後に向けて素晴らしいものになりました。ようやく15連戦が終わってしっかりとリフレッシュして、ルヴァンカップは(次戦まで)少し間が空きますが、天皇杯やリーグ戦に向けてまた準備したいと思います」

 鹿島の相馬直樹監督はそのようにルヴァンカップの勝ち上がりを喜び、また次なる戦いを見据えた。

取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎J.LEAGUE