写真◎KASHIMA ANTLERS
5月25日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。前節はアウェーでサガン鳥栖に敗れ、リーグ戦の連勝が「4」で止まり、就任後の公式戦初黒星ともなった。連敗を阻止するために、26日のセレッソ大阪とのホームゲームに全力を注ぐ。
上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
クルピ監督体制のC大阪。「大きくは変わっていない」
4月に相馬直樹監督体制となってから公式戦不敗を続けていたものの、J1リーグ前節の鳥栖戦で1-2と敗れ、就任後初黒星を喫した。リーグ戦の連勝も「4」で止まり、26日の次節C大阪戦は再び上位へ向けた仕切り直しの一戦ともなる。「やはり我々としては一つ、リスタートのゲーム。連戦中ですけれど、そういうゲームになると思いますので、しっかりとしたものを準備してお見せできるようにしたい」と相馬監督はホームでの勝利を目指す。
対戦相手のC大阪は、今季はレヴィー・クルピ監督の下で戦っている。それでも、相馬監督は「チームは(昨季から)監督も代わっていますが、全体的なオーガナイズという意味で言ったら、もちろんすべてが同じではないけれど、それほど大きくは変わっていない」と分析。また、5月に入ってから未勝利と調子の上がらない相手だが、「個で力のある選手もいます」と警戒を強める。
連敗を阻止し、再び勝利をつかむためには、「やはり、相手の形に持っていかれないようにしなければいけない」と指揮官は強調する。30日には首位川崎Fとのアウェーゲームも控えるだけに、勝って勢いを取り戻したい一戦だ。中2日、中3日での連戦が続く中、カシマスタジアムで相馬監督率いる深紅のチームの底力が試される。