横浜FCのFW三浦知良(カズ)が5月15日の「Jリーグの日」を前に、クラブを通じて動画でメッセージを発信した。1993年のJリーグ開幕からプレーし続けている唯一の現役Jリーガーは、「世界に誇れるJリーグに」「新たな歴史を刻んでいきましょう」と、力強い言葉をファン・サポーターをはじめ、すべてのサッカーファミリーに送っている。

上写真=変わらぬ情熱を持って29回目の『Jリーグの日』を迎えるカズ(写真◎横浜FC)

29回目の『5月15日』

 Jリーグが開幕した1993年5月15日、ヴェルディ川崎(現東京V)の選手として横浜マリノス(現横浜F・マリノス)とのオープニングゲームに臨んだカズが、29回目の『Jリーグの日』を前にメッセージを寄せた。

「Jリーグを愛する皆さん そしてJリーグを支えてくださる皆さん、こんにちは。横浜FCの三浦知良です。

この度、Jリーグが誕生してから29年目を迎えました。
本当に嬉しく、また感謝の気持ちでいっぱいです。
今現在もそうですが、これまでもJリーグでは幾多の困難がありました。
そのような状況でも、誰かが困っていればクラブの垣根を越えて
手を差し伸べて、共に乗り越えてきました。
Jリーグを通して生まれてきた歴史や絆は決して色褪せず受け継がれていくと思います。

これからも皆さんと一緒に
様々な方に愛されるJリーグ
世界に誇れるJリーグを目指して
新たな歴史を刻んでいきましょう」

 29回目の『5月15日』、カズは横浜FCの選手として、湘南ベルマーレ戦に臨む。