5月13日、鹿島アントラーズの常本佳吾が練習後のオンライン取材に応じた。チームは12日に行なわれたJ1リーグ第21節(前倒し開催)名古屋グランパス戦でも勝利を収め、リーグ戦3連勝を達成。好調を維持し、15日には第14節横浜F・マリノス戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズの連勝を支える右サイドバックの常本佳吾(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「1対1は絶対に負けたくない」

 鹿島の強さと好調ぶりを証明するような勝利となった。5月12日には2位名古屋を相手に2-0と完封勝利。中2日でのアウェー戦にもかかわらず、相手のシュート本数を「0」に抑えて完勝した。「(試合に)出ているメンバー、出ていないメンバーの全員がチーム一丸となって勝てた試合だと考えています」と、右サイドバックを務める常本佳吾は胸を張る。

 相馬直樹監督体制ではリーグ戦4勝1分けと負け知らず。常本もその全試合に先発出場し、復調したチームを支えている。「体力に自信があります。たぶん試合結果の影響もあると思いますが、この日程でもそこまで疲れを感じていません」と、3試合連続フル出場も何のその。さらなる活躍と、さらなる勝利を目指し、すでに次戦を見据える。次は、常本がアカデミー時代を過ごした古巣でもある3位の横浜FMが相手だ。

「名古屋と同様に、F・マリノスの前線もすごく速い、スピードを持つ選手がいます。1対1は絶対に負けたくない。また、ここ数試合は無失点で抑えられているので、引き続きそれにこだわって、必ず勝ち点3を取りたいです」

 連戦の中で上位陣を撃破し、そして上位へと上がっていくために、常本は横浜FM戦でも勝利を求めて前へ、前へと突き進む。