名古屋グランパスは30日、マッシモ・フィッカデンティ監督が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けたと発表した。昨日29日に実施したオンサイト検査において、フィッカデンティ監督の検査結果が判定保留であったことを受けて、昨日中にトップチーム全選手およびスタッフ、トップチーム関係者合わせて54名のPCR検査を実施していた。

上写真=昨日29日のオンサイト検査で判定保留となり、川崎F戦を欠場していたフィッカデンティ監督(写真◎J.LEAGUE)

現在、保健所とともに濃厚接触者を特定中

 昨日のPCR検査の結果、マッシモ・フィッカデンティ監督の陽性が判明した。監督は昨日の川崎フロンターレ戦にエントリーしなかった。その他の全選手とスタッフは陰性を確認している。

 フィッカデンティ監督に陽性判定が出たことを受け、現在クラブは所轄の保健所とともに濃厚接触者の特定を進めている。結果は判明次第、改めて発表するとのこと。なお、チームの次戦は5月4日、敵地での川崎F戦となっている(J1第12節)。

■陽性判定日:4月29日
■経過と症状
・4月27日(火)トレーニング参加(体温 36.4℃)
・4月28日(水)トレーニング参加(体温 36.4℃)
・4月29日(木・祝)喉の痛みあり(体温 36.7℃)。
 オンサイト検査→判定保留 / PCR検査→ 陽性
・4月30日(金)喉の痛みあり(体温 36.5℃)
 喉の痛み以外の症状がなく軽症のため自宅で静養中