柏レイソルは21日、前日までに罹患していた選手とスタッフ計5名に加え、新たに選手1名がPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと発表した。保健所の判断では濃厚接種者はおらず、本日21日の湘南戦についてはキックオフ3時間前に「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応オンサイト検査」を実施し、陰性結果を得た選手・スタッフのみ、試合にエントリー。通常通り開催する予定としている。

上写真=新たに選手1名が新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性となった(写真◎J.LEAGUE)

これまでに6人の罹患を確認

 柏は本日21日に、新たに選手1名が陽性判定を受けたと発表した。当該選手の行動履歴は以下の通り。

■当該選手の経過、症状
・4/13(火)チーム活動参加(体温36.4℃)、PCR検査を実施→陰性判定
・4/14(水)チームOFF、自宅待機(体温36.4℃)、PCR検査を実施→陰性判定
・4/15(木)チーム活動参加(体温36.3℃)、PCR検査を実施→陰性判定
・4/16(金)チーム活動参加(体温36.5℃)、抗原検査を実施→ 陰性判定
・4/17(土)チーム活動参加(体温36.4℃)
・4/18(日)チームOFF(体温36.4℃)
・4/19(月)チーム活動参加(体温36.5℃)
・4/20(火)チーム活動参加(体温36.5℃)、PCR検査を実施→陽性判定。夜から倦怠感あり。
・4/21(水)自宅待機、喉の違和感あり(体温36.4℃)

 保健所の調査の結果、20日に陽性が明らかになった選手、今回陽性が確認された選手の濃厚接触者は現時点でクラブ内にいないとのこと。またトップチームを含むクラブの活動については引き続き継続可能と判断されている。

 なお、本日21日に行なわれるJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第3節・湘南ベルマーレ戦(18:00キックオフ/@三協フロンテア柏スタジアム)は、キックオフ3時間前に「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応オンサイト検査」を実施。これまで定めていたエントリー可能な要件に加えて、オンサイト検査で陰性を得た選手とスタッフのみ、試合にエントリー可能として通常通り開催する予定となっている。