写真◎J.LEAGUE
鹿島アントラーズは14日、「今シーズンの成績を総合的に判断したうえ」でザーゴ監督との契約を解除すると発表。後任には昨シーズンよりトップチームのコーチを務めていた相馬直樹氏が就任することになった。
上写真=鹿島は昨シーズンから指揮を執ってきたザーゴ監督との契約を解除したと発表(写真◎J.LEAGUE)
9節終了時点で15位に低迷
昨季就任したザーゴ監督は、チームに能動的にゲームをコントロールするスタイルの浸透を進めてきた。昨シーズン序盤は苦しんだものの、次第に調子を上げて最終的にはACL出場権獲得にあと一歩と迫る5位に浮上。成長曲線を描く中で迎えた今季は、優勝候補の一角に挙げられるなど、大きな期待を集めていた。
ところが、開幕から思うように勝ち点を積み重ねることができず、9節終了時点で15位と低迷。クラブは14日にザーゴ監督との契約を解除を決めた。後任は、昨シーズンからトップチームのコーチを務めていたクラブOBの相馬直樹氏に決まった。相馬新監督はこれまでに川崎フロンターレやFC町田ゼルビアを指揮した経験を持つ。
相馬直樹(そうま・なおき)
■生年月日:1971年7月19日
■出身地:静岡県
■選手経歴:高部小スポーツ少年団→清水市立第六中→清水東高→早稲田大→鹿島アントラーズ(1994)→東京ヴェルディ1969(2002)→鹿島(2003)→川崎フロンターレ(2004)
■指導歴:川崎フロンターレU-18アドバイザーコーチ→U-20日本代表コーチ→FC町田ゼルビア監督→川崎フロンターレ監督→モンテディオ山形ヘッドコーチ→FC町田ゼルビア監督→鹿島アントラーズトップチームコーチ