4月7日、明治安田生命J1リーグは第8節が開催され、柏レイソルは鹿島アントラーズと敵地カシマスタジアムで対戦。後半に上田綺世に先制ゴールを許すも、直後に仲間隼斗が決めて同点に追いつく。しかし、終盤に白崎凌兵に決勝点を奪われ、1点差で敗れた。

上写真=同点ゴールを決めた柏の仲間隼斗(写真◎J.LEAGUE)

■2021年4月7日 J1リーグ第8節(@カシマ/観衆4,550人)
鹿島 2-1 柏
得点:(鹿)上田綺世、白崎凌兵
   (柏)仲間隼斗

「チームの意識としてもすごく良かった得点シーン」

 またも接戦を物にすることはできなかった。

 この日も相手に先制を許し、1点を追う展開を強いられた。失点からわずか2分後の65分に、後半から出場した仲間隼斗が同点ゴールを奪取。「任(江坂)が良いボールをくれたので、決めるだけでした。その前のプレーで全員が連動した守備をして、相手のミスを誘発できた。そこからゴールを取れたので、チームの意識としてもすごく良かった得点シーン」と振り返るも、終盤に突き放されて今季のリーグ戦6敗目を喫した。

 唯一の勝利を挙げた第2節湘南戦以外、すべての試合で先制され、1点差での負けは4試合目となった。それでも、仲間は敗戦の中に確かな光明を見いだしていた。

 まず、攻撃面。「最近のゲームではチャンスらしいチャンスというのもなかなか作れなかった」というが、今節では「チャンスまで行けていることはポジティブ。あとは決めるか、決められないかのところ。これからも継続して何回もアタックしていきたい」と、ゴールに何度も迫った。実際に同点に追いついた後、江坂任や上島拓巳が決定的なシュートを放っている。相手守備陣の好守に阻まれたものの、いずれかが決まっていれば、今季2勝目を手繰り寄せていたかもしれない。

 また、仲間は守備面での収穫も振り返る。システムを3-5-2に変えた後半は「守備の仕方を少し変えて、その面では機能していたのかな」と話す。その中で2失点を喫したことは事実だが、「前線からのアグレッシブな守備から得点できた」と、前述の同点ゴールにもつながった。

「守備で2失点してしまっているところをチームとして修正できれば、勝ち点を取っていけると思う。チーム全体として修正していきたい」

 敗戦の中から確実につかんだ収穫と課題を見つめ直し、柏はこれから巻き返していく。

取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎J.LEAGUE