セレッソ大阪は5日、前日にトップチーム選手1名、5日にトップチーム関係者1名が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けたと発表した。Jリーグのガイドラインによる濃厚接触疑い者は選手3名。今後は保健所の判定と指導に従い、対応するが、明日6日の横浜F・マリノス戦は当該選手と関係者、濃厚接触疑い者3名を除き、開催予定としている。

上写真=選手1名、関係者1名の新型コロナウイルスの陽性が確認された(写真◎J.LEAGUE)

選手3名が濃厚接触疑い者

 C大阪の選手、およびチーム関係者が新型コロナウイルス感染症の陽性と判定された。トップチーム選手は3日に検体を採取したPCR検査で翌4日に陽性を確認。病院にて再度検査を受検し、同日午前中に陽性診断を受けた。朝から発熱や頭痛、倦怠感などの症状も確認されている。トップチーム選手1名の経過と症状は以下の通り。

■トップチーム所属選手
・3/30(火)チーム活動参加(体温36.6℃)。PCR検査→3/30に検体を採取し、3/31に陰性判定
・3/31(水)チーム活動参加(体温36.7℃)
・4/1(木)チーム活動参加(体温36.5℃)。PCR検査(Jリーグ公式検査)→4/1に検体を採取し、4/3に陰性判定
・4/2(金)J1リーグ・ホームのサガン鳥栖戦出場(体温36.6℃)
・4/3(土)チーム活動参加(体温36.7℃、少し倦怠感あり)。PCR検査→4/3に検体を採取し、4/4に陽性判定
・4/4(日)チームはオフ(体温38.0℃、倦怠感と頭痛あり)。PCR検査→4/4に検体を採取し、同日に陽性診断

 トップチーム選手1名への陽性診断を受け、4日にトップチーム全選手及びトップチーム関係者を対象にPCR検査を実施した。その結果、トップチーム関係者1名の陽性を確認。当該の関係者の経過、症状は以下の通り。

■トップチーム関係者
・3/31(水)チーム活動参加(体温36.4℃)
・4/1(木)チーム活動参加(体温36.4℃)。PCR検査(Jリーグ公式検査)→4/1に検体を採取し、4/3に陰性判定
・4/2(金)チーム活動参加(体温36.5℃)
・4/3(土)チーム活動参加(体温36.6℃)
・4/4(日)チームはオフ(体温36.5℃)
・4/5(月)自宅待機(体温36.5℃)。PCR検査→4/4に検体を採取し、4/5に陽性診断

 5日に全選手と関係者を対象に実施したPCR検査の結果、当該選手1名と関係者1名以外は全員陰性と判定された。なお、クラブはJリーグのガイドラインに沿って、選手3名を濃厚接触疑い者と特定し、チームから隔離している。今後は保健所による濃厚接触者の判定を進め、指導に沿って適宜対応していくとしている。

 また、明日6日の『2021明治安田生命J1リーグ第8節・横浜F・マリノス対セレッソ大阪(@日産スタジアム)』は、当該選手1名、当該関係者1名および今後保健所より特定される濃厚接触者を除き、開催予定。保健所からの濃厚接触者の特定が間に合わない場合も、当該選手1名と当該関係者1名および濃厚接触疑い者3名を除いて開催する予定としている。