写真◎KASHIMA ANTLERS
4月2日、鹿島アントラーズの白崎凌兵が練習後のオンライン取材に応じた。3月27日のルヴァンカップ第2節アビスパ福岡戦では、先発出場してチームの大勝に貢献。次のJ1第7節浦和レッズ戦ではリーグ戦の今季初スタメンと、チームの勝利を狙う。
上写真=4月2日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう白崎凌兵(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「出たときに何ができるか。そのために準備を」
代表ウィーク中に行なわれたルヴァンカップの福岡戦は5-1と大勝。左サイドハーフで先発出場した白崎凌兵は「早い時間帯に点を取れて、自分たちの試合運びがだいぶ楽になった。自信をつかむためにも大事な勝利だったと思います」と振り返る。リーグ戦ではまだスタメンでの出場はないものの、白崎がスタートから出たルヴァンカップの2試合ではともに攻守がかみ合い、快勝を収めている。
そんな中、J1の戦いも再開。4月3日の次節は浦和とのアウェー戦に臨む。「本当に負けられないですよね。勝つしかない。自分たちがやるべきことをしっかり表現する。そこに集中することが大事」と白崎。リーグ戦で15位に甘んじている状況から脱却するためにも、背番号41は“勝利”の二文字だけを見つめている。
白崎自身、昨季はケガも重なり、リーグ戦ではわずか9試合の出場数にとどまった。タイトル獲得を目指して鹿島に加入してからの過去2シーズンは無冠。それだけに、今季に懸ける思いも人一倍に強いだろう。
「プロである以上、どのポジションであっても試合に出ることが大事。出たときに何ができるか。そのために準備をしています。常に自信は持っているので、それをピッチに立ったときに表現することだけかなと思います」
ピッチ上で攻撃のタクトを振るうアタッカーが、浦和戦でチームのリーグ戦今季2勝目を手繰り寄せる。