FC東京のMF安部柊斗、波多野豪が規則違反によってクラブから謹慎処分を受けた。21日のベガルタ仙台戦でベンチ外となっていたが、その試合後にクラブから改めて発表されたところによれば、2人は新型コロナウイルス感染防止対策に取り組むクラブの規則を破り、18日夜に会食に出かけていた。

上写真=左から安部柊斗、波多野豪(写真◎J.LEAGUE)

18日夜にリスクの高い行動

 FC東京の主軸を担い、U-24日本代表候補でもあるMF安部柊斗、GK波多野豪が、19日より5日間の自宅謹慎となっていることが21日分かった。2人は新型コロナウイルス感染防止対策に取り組むクラブの規則を破って、18日夜に会食に出かけていた。それに伴い、21日のベガルタ仙台戦もベンチ外となっている。

 仙台戦後、FC東京のトップチームマネジメント部、古矢武士部長が状況を説明。「新型コロナウイルス感染の予防に関するチームの規則を破ったということで、19日から自宅謹慎としました。彼らが感染したということではないですが、リスクのある行動をとったということで、謹慎処分としました」。クラブが事実を把握し、2人に詳細を確認。「本人たちは反省していますが、事実は事実。それが原因でチーム内にクラスターが発生しないように、事前に止めたということもあります」。

 自宅謹慎期間は5日程度となる見込みだが、復帰に際してはPCR検査を受検し、その結果を確認してからとしている。