写真◎サッカーマガジン
2月21日、鹿島アントラーズは水戸ホーリーホックとカシマスタジアムでトレーニングマッチ(45分×4本。報道陣には3、4本目のみ公開)を実施した。3、4本目の合計スコアは2-1。エヴェラウドと上田綺世が得点した。トレーニングマッチ終了後、永木亮太がオンライン取材に応じた。
上写真=3本目にゴールを演出した永木亮太(写真◎サッカーマガジン)
ゴールへの布石。「あそこに自分が強くいく」
清水との開幕戦(2月27日・カシマスタジアム)を6日後に控え、鹿島が水戸とのトレーニングマッチを実施した。ボランチの永木亮太は、公開された3、4本目(各45分)でフル出場。試合後は「自分自身は90分間やることが(今季始動後は)初めてだったので、まず開幕前に90分を通して試合に出られたことが良かった」と、開口一番に振り返った。
3本目の18分には鋭い出足から敵陣でボールを奪取し、エヴェラウドに預けてゴールをお膳立てした。「水戸は後ろからボールポゼッションをするので、あそこに自分が強くいくことは試合前から話していた。それを試合中もやろうと思っていて、うまくいきすぎましたけれど、ああいう形で点が取れたのは、自分にとってもチームにとっても良かった」と、得点シーンについて話す。開幕戦を前に“アシスト”という結果も残した。
「ここまでケガもないし、だんだん体も動けている実感があります。徐々にコンディションやプレー精度も上がってきて、すごく良いコンディションで出来ている」と、自身の好調ぶりも口にする永木。水戸とのトレーニングマッチで手応えをつかんだ背番号6は、万全の状態でシーズン開幕へと向かっていく。
取材◎サッカーマガジン編集部