湘南ベルマーレの平松昇が26日、沖縄キャンプのトレーニング後にオンライン取材に応じた。立正大から加入したルーキーは、「少しでも多くの試合に絡みたい」と新シーズンへの意気込みを語った。

上写真=充実のキャンプを過ごしている平松昇。競争を楽しんでいると話した(写真提供◎湘南ベルマーレ)

プロ1年目という肩書は関係ない

 今季、関東大学1部リーグの立正大から加入したルーキーの平松昇がキャンプ2日目を終え、取材に応じた。充実した日々を送っていることは、その様子からもうかがえた。

「(チーム内の)競争を楽しんでいます。プロ1年目という肩書は関係ない。言いたいことは言って、人の話を聞く傾聴力を大事にしたいです」

 向上心にあふれており、大先輩の石原直樹に助言を仰ぐことにも躊躇しない。特別指定で練習に参加した昨年同様、キャンプでも練習の合間に積極的に話し掛けて、指摘してもらっているという。

 昨季は大学に籍を置きながらJ1デビューを果たし、プロの舞台でも経験を積んだ。無我夢中でピッチを走り回り、守備に奔走。体を張ったシュートブロックを見せるなど、存在感を示した。ただ本来の持ち味は、攻撃にアクセントをつけること。

「持ち味は攻撃の起点となり、リズムをつくること。ゴール前で怖さも出していきたい」

 左足の技術は目を見張るものがある。ピンポイントで通すスルーパス、クロスは大きな武器となっている。

「右利きの選手には出せないパスがある。得意な足を生かすために練習してきた」

 清水エスパルスの下部組織で技を磨き、立正大の4年間では心身ともに大きく成長した。

「大学では人として学ぶことが多かった。スタッフと言い合いもしながら軸を固めていきました。自分に矢印を向けることができるようになったと思います」

 たとえ壁にぶつかっても、自分で考えて乗り越え、成長につなげていく。その力が平松には、きっとある。