北海道コンサドーレ札幌は16日、オーストリア帰国中のミハイロ・ペトロヴィッチ監督が転倒し、左大腿骨を骨折。今月2日に現地で手術を行なったと発表した。また、杉浦大輔コーチ兼通訳が病気のために11日に手術を行なったことも同時に発表された。

上写真=今月2日に左大腿骨骨折し、手術したというペトロヴィッチ監督(写真◎Getty Images)

杉浦コーチ兼通訳もキャンプ開始時は不在

 この日、新体制発表イベント「北海道コンサドーレ札幌2021オンライン」を開催した札幌だが、18日から始まるキャンプは指揮官とコーチ兼通訳が不在の中で行なわれることになった。

 ペトロヴィッチ監督は、オーストリアに帰国中の現地時間1月2日に転倒し、ケガを負った。診断名は左大腿骨骨折。同日同国内の病院で手術を受け、無事に終了したが、現在は入院中。来日やチーム合流日など、今後のスケジュールについては現時点で未定となっている。

 また、サンフレッチェ広島時代からペトロヴィッチ監督とともに仕事にあたってきた杉浦大輔コーチ兼通訳が甲状腺びまん性硬化型乳頭がんのため、手術を行なったこともこの日発表された。11日に手術は無事に終了しており、杉浦コーチは沖縄キャンプの途中からチームに合流予定となっている。

 なお、クラブは一次キャンプ(沖縄キャンプ)など、ペトロヴィッチ監督不在の期間は、四方田修平コーチを中心にチーム活動を進めていくとしている。