上写真=将来性あふれるボランチ、松本泰志が今度はC大阪で輝く(写真◎Getty Images)
「J1の舞台で戦えることをモチベーションに」
松本泰志は2020年シーズン、アビスパ福岡に8月に期限付き移籍すると、すぐに主力として活躍。福岡が記録した12連勝の中心となるなど、J1昇格に大きな貢献を果たした。的確なポジション取りと冷静なボールさばき、長短を使い分けるパス、ミドルシュートなど、オールラウンドな能力を持つボランチで、19年には若手主体の日本代表の一員としてコパ・アメリカに参加した経験も持つ。
福岡との期限付き移籍期間満了に伴い、サンフレッチェ広島に戻り、今度はセレッソ大阪に期限付き移籍することになった。
「この度セレッソ大阪に期限付き移籍できました松本泰志です。このチームにプレーで貢献できるように頑張りたいと思います! 応援よろしくお願いします!」
C大阪は2020年にボランチの主力としてプレーしたレアンドロ・デサパトの退団が発表されており、松本の加入はその穴を埋めるだけのインパクトを持つ。移籍期間は2021年2月1日から2022年1月31日までで、移籍期間中、広島と対戦するすべての公式戦に出場しない。
移籍元である広島のファン・サポーターには「この度セレッソ大阪に期限付き移籍することになりました。いろいろ悩むことはありましたが、この決断が良かったと思えるように頑張りたいと思います!」と決意を語った。昨季、大活躍した福岡で応援してくれたファン・サポーターには、J1での対戦を楽しみにするメッセージを送った。
「この度セレッソに移籍することになりました。僕が広島でもどかしい時期を過ごしていた中でオファーをくださったアビスパ福岡にはすごく感謝してます。またアビスパの大きな目標であった昇格に携われたことをとても嬉しく思います。J1の舞台で戦えることをモチベーションにこれからも頑張りたいと思います。半年という短い期間でしたが熱い応援をしてくださりありがとうございました!」
松本泰志(まつもと・たいし)
■ポジション:MF
■生年月日:1998年8月22日
■身長/体重:180cm/70kg
■出身地:埼玉県