浦和レッズがベテランGKを補強した。プロ18年目を迎える塩田仁史だ。MF明本考浩と同様に、栃木SCからの完全移籍となる。

上写真=栃木SCから浦和に加わったのは、ベテラン守護神の塩田仁史(写真◎Getty Images)

「栃木での経験を糧に」

 栃木SCから明本考浩に続いてもう一人、浦和レッズに完全移籍するのがGK塩田仁史。1981年5月28日生まれ、39歳のベテランが新しい挑戦へと踏み出した。

 FC東京で11年間にわたってプレーして、浦和と同じ埼玉県のクラブである大宮アルディージャでも5シーズン、ゴールを守った。今季は栃木SCの一員としてJ2でプレー、12試合に出場していた。

「浦和レッズに関わる全てのみなさん、初めまして。このたび、栃木SCから加入することになりました、塩田仁史です。伝統あるチームでプレーする機会をいただき、ありがとうございます。自分のできることを精一杯やり続け、勝利を目指してがんばりたいと思います。よろしくお願いします」

 浦和ではGK福島春樹が京都サンガF.C.に期限付き移籍することが先に発表されており、塩田は西川周作らとポジションを争うことになる。

 栃木では1年のみのプレーとなったが、サポーターに別れのあいさつ。

「栃木に関わる全ての皆様、1年間本当にお世話になりました。
 栃木SCでの1年間は一体感のあるチームの中、充実の日々を過ごすことが出来ました。
 そして、コロナ渦の中でも支えて頂きましたスポンサー様、パートナー様、ファン・サポーター、ボランティアの皆様の温かい応援には感謝の言葉しかありません。
 栃木での経験を糧に来年も頑張っていきたいと思います。
 本当にありがとうございました」