ヴィッセル神戸は16日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝の水原三星戦で負傷したアンドレス・イニエスタがカタール国内の病院で、右大腿直筋近位部腱断裂と診断され、バルセロナ市内の病院で手術。全治4カ月の見込みと発表した。

上写真=ACLで負傷したイニエスタ。全治4カ月と診断された(写真◎Getty Images)

ラウンド16と負傷交代、準々決勝では7分プレー

 ACLで負傷したイニエスタの状態がクラブより発表された。カタール市内の病院で検査を行った結果、右大腿直筋近位部腱断裂と診断され、バルセロナ市内の病院でヴィッセル神戸のチームドクターの立ち合いのもと、15日の手術を実施。無事に成功した。全治は4カ月の見込みとなった。

 イニエスタはラウンド16の上海上港戦で負傷し、68分に交代した。だが続く準々決勝の水原三星戦の延長後半に登場し、約7分間プレー。PK戦では神戸の一番手のキッカーと務めて成功し、チームの勝利に貢献していた。ただし、キック後には痛みで顔をゆがめるシーンも見られた。準決勝の蔚山現代はスタンドで試合を見つめることになったが、松葉杖姿で、ケガの深刻さをうかがわせていた。