写真◎J.LEAGUE
逆転での天皇杯出場権獲得(2位以内)を目指す4位のセレッソ大阪は、12日にホームで柏レイソルと対戦する。ロティーナ監督が11日の練習後にオンライン取材に応じ、「次の試合は勝つ必要がある」と必勝を誓った。
上写真=クラブ最高順位となる2位を目指すロティーナ監督(写真◎J.LEAGUE)
「他のチームの結果を気にする必要はない」
4戦未勝利の足踏み状態を経て、現在3連勝中のC大阪。今季2度目の4連勝が懸かる12日の柏戦に向けてロティーナ監督は「1週間をしっかり利用して準備ができたので、良い状態で試合に迎えることができる」とチーム状態に自信を示した。
柏とは今季3度目の対戦。リーグ戦では3-1で勝利したものの、カップ戦では0-3で敗れている。「2試合とも難しい試合だった。リーグ戦では勝てたが相手のチャンスは多かった。彼らの攻撃力は分かっているし、前線に特徴のある選手がそろっている」とロティーナ監督。得点ランクトップをひた走るFWオルンガには今回も要注意だが、「我々の守備の仕方はいつもゾーンディフェンスで、それを変えるつもりはない。柏はリーグ屈指の攻撃力を持つチームだが、特別なことをして選手を惑わしたくない」と語った。
1試合消化の多い2位のガンバ大阪とは勝ち点4差、3位の名古屋グランパスとは勝ち点1差。ACL出場権(3位以内)と天皇杯出場権(2位以内)獲得を狙うC大阪にとって、残り3試合は負けられない戦いが続く。今季限りでの退任が決まっているロティーナ監督は「より上の順位で終えることを望んでいるし、そのために次の試合は勝つ必要がある」と決意を固めながら、「我々は他のチームの結果を気にする必要はない。自分たちの目の前の試合に向かう必要がある」と話した。