天皇杯出場権と来季のACL出場権獲得を目指す5位のセレッソ大阪は、5日にアウェーで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。前節の横浜FC戦で決勝点を挙げたFWブルーノ・メンデスは4日のオンライン取材で「残り4試合もチームのために戦いたい」と強い覚悟を示した。

上写真=決勝点を挙げた横浜FC戦の試合後、カメラに向かって笑顔を見せるB・メンデス(写真◎J.LEAGUE)

「残り4試合、全部勝てるように」

 10月24日に行なわれた浦和レッズ戦から4試合未勝利が続いたC大阪だが、ブルーノ・メンデスが先発に復帰した11月25日の大分トリニータ戦で5試合ぶりの勝利を挙げ、続く29日の横浜FC戦も1-0の勝利。2連勝で上位との勝ち点差を縮めることに成功した。

 横浜FC戦では決勝点を挙げたブルーノ・メンデスは「たまたま僕が先発に戻って勝利することができた。僕が点を入れたから勝利したわけではなくて、みんなの力で勝利できた」と謙虚に振り返りながら、「残り4試合、全部勝てるように、一つでも上の順位に行けるように準備している」と言葉に力を込めた。

 大分戦からシステムや配置を変更し、前線はブルーノ・メンデスと坂元達裕のコンビに。チーム最多タイの7点を記録しているブラジル人ストライカーは「システムが変わったけど、1年間やり続けているメンバーなので特徴は分かっているし、誰が出てもベストを尽くしてくれると思う」とチームメイトへの信頼を強調し、「誰が点を入れてもチームが勝てればうれしい。残り4試合もチームのために戦いたい」と誓った。