写真◎J.LEAGUE
横浜FCは4日、所属するMF松井大輔がベトナム1部のサイゴンFCに完全移籍すると発表した。横浜FCには2018年から所属。3年を過ごしたが、今シーズンは自身の負傷や若手の台頭もあり、リーグ戦では3試合の出場に留まっていた。
上写真=18節(9月23日)の川崎F戦で今季初先発を果たした松井大輔(写真◎J.LEAGUE)
今年でプロ21年目
約3年間、横浜FCではあらゆるポジションをこなし、チームに貢献してきた松井大輔が、ベトナム1部のサイゴンFCへ完全移籍することになった。
2000年に京都でキャリアをスタートさせたあと、04年にフランスのルマン、サンテティエンヌ、グルノーブルでプレーし、その後もロシアのトムトムスク、デジョン(フランス)、スラビア・ソフィア(ブルガリア)、レヒア・グダニスク(ポーランド)と海外で数多くのクラブを渡り歩いた。14年に磐田に加わり、Jリーグに復帰したあと、17年夏にポーランドのオードラ・オポーレに移籍。36歳での海外挑戦を果たした。翌18年1月に横浜FCに加入し、昨季はJ1昇格に大きく貢献した。
ヨーロッパ各国でプレーした松井だが、東南アジアの国でのプレーは初めて。決断の理由や意気込みについては、後日会見で改めて自分の口で説明することになりそうだ。なお、12月5日(土)サガン鳥栖戦後にスタジアムでファン・サポーターに挨拶することになっている。