J1の浦和レッズは30日、MFマルティノスが契約満了に伴い、2020シーズンをもって退団することを発表した。

上写真=キュラソー出身のマルティノスが今季限りで退団(写真◎GettyImages)

「素晴らしいサポートに感謝します」

 キュラソー出身のマルティノスは2016年にボトシャニ(ルーマニア)から横浜F・マリノスに加入し、2018年より完全移籍で浦和に加入。過去2シーズンはケガの影響で出場機会が少なかったが、今季途中から中盤右サイドの定位置をつかみ、ここまでリーグ戦21試合出場4得点を記録していた。

 契約満了により今季限りでの退団が決まったマルティノスは、クラブを通じて次のようにコメントしている。

「この3年間は、私の人生で最も困難な年月で、多くのことが起こりました。しかし、私は自分自身を信じ続けていました。そして、最近は試合にも出場しています。信念を持ち続けた理由は、ファン・サポーターのみなさんにいいゲームを見せて喜んでもらい、ゴールを届け、闘う闘志を、私の決して諦めない姿勢を見てもらうためでした。それらを私が貫き通せた最大の理由は、浦和レッズのファン・サポーターのみなさんの存在です。みなさんはいつも私を支えてくれました。だからこそ、ファン・サポーターのみなさんのために諦めることはできませんでした。この3年間の素晴らしいサポートに感謝します。みなさんのことは決して忘れません」