写真◎J.LEAGUE
前節、5試合ぶりの勝利を挙げたJ1・4位のセレッソ大阪は29日、ホームで15位の横浜FCと対戦する。C大阪の中盤を支えるMF藤田直之が28日のオンライン取材に応じ、横浜FC戦に向けて意気込みを語った。
上写真=前節の5試合ぶり勝利に貢献したMF藤田(写真◎J.LEAGUE)
「しっかり準備できた」
前節の大分トリニータ戦では局面に応じて4バックと3バックを使い分けるなど、戦術的な戦いで5試合ぶりの勝利をつかんだC大阪。ボランチでフル出場した藤田は「しっかり準備してきたことをピッチで表現できた」と会心の勝利を振り返り、「ひとつ勝つことでチームに自信と勢いをもたらしてくれる。残りの試合に臨むにあたって大きな勝ち点3だった」と語った。
クラブは27日にロティーナ監督の今季限りでの退任を発表し、来季の監督人事に注目が集まるが、指揮官をはじめ選手たちは今シーズンの戦いに集中。今週もいつもどおり対戦相手を念頭に置いたトレーニングを行ない、「横浜FCのストロングを消すための練習、彼らの弱みをための練習をしっかり準備できた」と藤田。ロティーナ体制の有終の美を飾るべく、チームの団結力は増している。
横浜FCの攻撃のキーマンであるFW斉藤光毅を「一人で局面を打開できるし周りも使える。ディフェンスラインと中盤でケアしないといけない」と警戒しながら、最優先すべきは自分たちのプランを実行すること。藤田は「練習でやったことをいかに表現できるかが勝敗を分ける。もちろん練習どおりに相手が動くわけではないけど、個々で考えて臨機応変にやっていければ」と話した。