写真◎J.LEAGUE
セレッソ大阪のDF木本恭生が28日、練習後のオンライン取材に応じた。29日にホームで横浜FCと対戦するC大阪は現在4位。クラブ最高順位である2017年の3位を超えるため、木本は「残り5試合、全勝したい」と力強く語った。
上写真=7試合連続で先発出場を続けるDF木本(写真◎J.LEAGUE)
前節の勝利で自信
4試合未勝利と足踏みが続いていたC大阪だが、前節アウェーでの大分トリニータ戦は清武弘嗣の先制点を守り切り、5試合ぶりの白星を挙げた。
最終ラインでフル出場した木本は「相手の長所を出させない守備ができた。ボールを持たれる時間が長かったけど、みんなで集中して無失点で守り切れた」と振り返り、「4試合勝てなくて、チームとして少し自信を失っていた。個人的にも落ち込んだが、やっぱり勝利は自信をもたらしてくれるし、いまのサッカーが間違っていないと証明できたと思う」と話した。
大分戦での勝利により、順位は鹿島アントラーズを抜いて4位に浮上。1試合消化が多い3位の名古屋グランパスとは勝ち点3差で、来季のACL出場圏内は射程距離。同じく1試合消化が多い2位のガンバ大阪とは勝ち点6差が開くが、木本は宿敵を追い越すことを諦めていない。
「セレッソの歴史に刻むために、2位で終わりたいという思いはみんなが持っている。個人的にも17年の3位という結果を超えたい。残り5試合、全勝できるようにしたい」
次節は29日にホームで横浜FCと対戦。ともにポゼッションスタイルのため我慢比べの展開が予想される中、木本は「セットプレーで点を決められれば勝利に近づく」と、自身今季初ゴールに意欲を示した。