写真◎J.LEAGUE
11月8日、J1第28節の横浜FC対ヴィッセル神戸がニッパツ三ツ沢球技場で開催され、横浜FCが2-1で勝利した。フル出場した神戸のMFアンドレス・イニエスタは、この試合でJ1最年長出場記録を更新した横浜FCのFWカズに敬意を表した。
上写真=試合後にお互いのユニフォームを交換したイニエスタとカズ(写真◎J.LEAGUE)
■2020年11月8日 J1リーグ第28節(@ニッパツ:観衆6,965人)
横浜FC 2-1 神戸
得点:(横)一美和成、安永玲央
(神)郷家友太
「悪い試合ではなかった」
前節の清水エスパルス戦に続き、2試合連続でフル出場を果たしたイニエスタ。トップ下の位置で攻撃をリードし、柔らかなボールタッチや絶妙なスルーパスでスタンドのため息を何度も誘った。
チームは前半9分に先制したものの直後に追いつかれ、後半アディショナルタイムの失点で逆転負けを喫したが「試合自体は悪い試合ではなかった」。主将を務めるイニエスタは「リーグ戦は難しい状況にあるが、数週間後に迫ったACLに向けてチームとして成長しないといけない」と、11月25日から再開するACLに照準を合わせている。
また試合後のオンライン取材では、途中出場でJ1最年長出場記録を53歳8カ月13日に更新した横浜FCのカズについても言及。元スペイン代表の至宝は「日本を象徴するような選手と同じピッチに立てたことは光栄。53歳になってもプレーできる秘訣を聞きたい。脱帽している」と、日本サッカー界のレジェンドに敬意を表した。
取材◎多賀祐輔