写真◎CEREZO OSAKA
セレッソ大阪のルーキー西川潤が23日、浦和レッズ戦(24日)に向けたオンライン取材に応じた。ここ2試合はフォワードで起用されている西川はゴールへの意欲を示し、また同世代の選手にもライバル心を燃やした。
上写真=今季リーグ戦では10試合出場1得点の西川(写真◎CEREZO OSAKA)
「結果を出すことが大事」
「本来のポジションだったし、自分の良さを出していこうと思って試合に臨みました」
直近2試合をそのように振り返った西川潤。チーム事情もあり今季は右サイドハーフでの起用が続いたが、湘南ベルマーレ戦と横浜F・マリノス戦ではFWで途中出場している。
桐光学園高時代や世代別代表では主にFWでプレーし、C大阪を率いるロティーナ監督も「潤はフォワードのほうが良いプレーができると思っている」と、今後は前線で起用する意向を示す。
今季のC大阪はブルーノ・メンデスと奥埜博亮の2トップが定番で、他にも都倉賢、鈴木孝司、豊川雄太などFWはライバルが多い。チャンスを得るためには「しっかり守備もして、ハードワークをすることが大事」と語る西川だが、やはりフォワードに求められるのは結果。前節の横浜FM戦では豊川が途中出場から2ゴールを挙げており、「トヨくんがああやって2得点して、自分も取りたい気持ちがあるので次の試合は頑張りたい」と力を込める。
今月4日~7日にはU-19日本代表候補合宿に参加し、「同世代の選手と久しぶりに活動して刺激をもらったし、やっぱり自チームでしっかりと結果を出すことが大事になると感じた」という。1学年下の久保建英(ビジャレアル=スペイン)が22日のヨーロッパリーグで初得点を記録したことにも刺激を受けたようで、「負けないように頑張ります」とC大阪での活躍を誓った。