写真◎スクリーンショット
J1セレッソ大阪を率いるロティーナ監督が23日、アウェーの浦和レッズ戦(24日)に向けてオンライン取材に対応し、2試合連続でメンバー外となっている柿谷曜一朗の状態などについて語った。
上写真=浦和戦に向けたオンライン取材に応じたロティーナ監督(写真◎スクリーンショット)
「よりチームに貢献できる選手を選ぶ」
9月中旬から2度の連敗を喫するなど失速したC大阪だが「フロンターレ以外のすべてのチームは良い時期もあれば、悪い時期もある」とロティーナ監督。結果に一喜一憂しないことが重要だとスペイン人指揮官は考える。
「落ち着きは良い分析を生み出し、良い分析は良いトレーニングを生み出す。チームの成長にはそれがベースになる」
敗戦から学んだチームは第22節の湘南ベルマーレ戦、第23節の横浜F・マリノス戦と2連勝を飾り、順位もFC東京を抜いて再び2位に浮上した。首位を走る川崎フロンターレの背中は遠いが、天皇杯への出場権が与えられる2位の座は死守したいところ。
24日の浦和戦では今季2度目の3連勝が懸かる。浦和とは今季3度目の対戦となり、リーグ戦、ルヴァン杯ともに完封勝利を飾るなど相性は良いが、ロティーナ監督は「とても競った試合だった」と振り返り、「いまの浦和は調子が良く、元々いい選手が揃っている。いつもと同じように相手をリスペクトして戦っていきたい」と話した。
また2試合連続でメンバー外となっている柿谷曜一朗について「コンディションは問題ないが、いまの段階では他の選手のほうが良いプレーができると判断している」と語ったロティーナ監督。浦和戦に向けては「その都度、よりチームに貢献できる選手を選んでいきたいと思っている」と話すにとどめた。