川崎フロンターレFWレアンドロ・ダミアンが10連勝への先制点を決め、仲間に捧げるゴールパフォーマンスも披露。2年目で本領発揮中のストライカーは、何度も周囲のサポートへの感謝を口にした。

上写真=先制点を決めたL・ダミアン(右端)は、第三子が生まれたばかりの小林とゆりかごパフォーマンス(写真◎J.LEAGUE)

■2020年10月14日 J1リーグ第22節(@Eスタ:観衆3,007人)
広島 0-2 川崎F
得点:(広)なし
    (川)レアンドロ・ダミアン、三笘薫

「一戦一戦を大事に」

 10月14日の明治安田生命J1リーグ第22節、サンフレッチェ広島を2-0で下して10連勝を飾った川崎フロンターレの先制点は、56分に生まれた。DF登里享平のセンタリングに合わせてヘッドでたたき込んだFWレアンドロ・ダミアンは、試合後のオンライン会見で祝福されると「アリガトウゴザイマス」と日本語で答えて笑顔。「素晴らしいセンタリングを上げてくれたので、押し込むだけでした」と登里のアシストに感謝した。
 
 得点後はピッチ内の選手とベンチ横に集まり、控えメンバーでアップ中だったFW小林悠を呼び寄せて、ゆりかごポーズ。3日前に第三子が誕生したばかりで「素晴らしい人間で、いつも自分たちをサポートしてくれている選手の一人」という小林を祝福した。その小林は82分にL・ダミアンとの交代で出場したものの、筋肉系のトラブルで85分に交代。「ケガの状況は分かりませんが、すごく残念」と心配しつつ、「ただ、その前に悠と一緒に喜ぶことができたのはうれしい」と語った。
 
 リーグ戦23試合目の出場で11得点目。通算で23試合出場9得点だった昨季から順調に数字を伸ばしている。「昨季より多くのチャンスをもらい、試合に絡むことができていることがゴール数につながっていると思う」と自身の出来を評し、「一番感謝したいのはチームメイト。自分の特徴を理解して、常に自分の動きを見ながらプレーしてくれている。それによって自分が特徴のフィジカルを生かしてゴール前で仕事ができている」と感謝の言葉を繰り返した。
 
 11連勝が懸かる18日の次節では、前回連勝を10で止められた名古屋グランパスと対戦する。L・ダミアンは「もちろんリスペクトしている」と語る一方で、「自分たちは1試合1試合のことだけを考えて戦ってきている。もちろん11連勝、12連勝と続けていくことができれば素晴らしいことですが、一戦一戦を大事に戦っていくだけ」と強調した。

現地取材◎石倉利英 写真◎J.LEAGUE