サッカーマガジンWEBも参加する「DAZN Jリーグ推進委員会」で、メディア横断企画「DAZN Jリーグ推進委員会 月間表彰」を実施することになった。当サイトでは、明治安田生命Jリーグにおいて、最も優れたゴールを表彰する「月間ベストゴール」受賞者へのインタビューを掲載する。9月の受賞者、ベガルタ仙台戦で劇的な逆転ゴールを決めたセレッソ大阪のMF清武弘嗣。あのゴールの裏側を語りつくす。

ゴールとアシストで2ケタを

途中出場から1得点1アシストでチームを勝利に導いた清武(写真◎J.LEAGUE)

――今季はシーズン初の公式戦となった2月のルヴァンカップのグループステージ第1節、松本山雅FC戦で1得点を決めています(4-1で勝利)。

清武 シーズン最初の試合でゴールを決めると、気持ちは楽になりますね。取ると取らないとでは全然、違います。今季はリーグ戦でゴールとアシスト、両方で2ケタを記録したいと思っているので、良いスタートを切ることができました。

――昨季J1リーグでは1得点で、リーグ戦での1得点は、大分トリニータ時代のプロ1年目(2008年)以来となる少なさでした(セビージャ〈スペイン〉ではシーズン途中までの在籍で1得点)。今季は巻き返したいという思いが強かったのではないですか?

清武 17年に帰国してからケガが多く、なかなか自分のハイパフォーマンスを出すことができませんでした。でも今季はすごくコンディションが良く、自分がチームを勝たせたいという気持ちが強いので、これまで以上に数字にこだわらなければいけないと思っています。ゴールとアシストで2ケタを記録するためには、あと5ゴールと4アシストが必要なので、これからも頑張っていきたいです。

――今季、公式戦で得点したルヴァンカップ1試合とリーグ戦5試合は、チームがすべて勝利しています。

清武 それは気付いていませんでした。いずれにしても自分は攻撃の選手ですから、ゴールとアシストで結果を残して、チームを勝たせたいと強く思っています。

――チームを引っ張ろうという意識が強くなったのは、年齢を重ねてきたことも影響しているのでしょうか?

清武 11月で31歳になり、若手より経験を積んでいるので、チームを引っ張らなければいけないという意識は強くなっています。一方で、まだ若手には負けたくないし、ギラギラしたものを持ちながらプレーしたいです。今季は自分と曜一朗が先発と控えでスタートして、途中で交代することが多いのですが、よく曜一朗とも「いつまでも、この状態はダメだよね」と話しています。ウチには能力の高い若手がたくさんいますから、もうお前たちはいらないよ、という選手が出てきて、ポジションを奪ってほしい。もちろん、それに負けないように自分も頑張って、これからも試合に出場し続けたいと思っています。

 ※本文中の数字はすべて10月3日の第20節終了時点

取材・構成◎石倉利英