Jリーグは2日、11月以降のリーグ戦日程に関し、未発表となっていた開始時間や会場について発表した。また、今年9月にアジアサッカー連盟(AFC)がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の日程を再変更したことを受け、同大会に出場中の横浜F・マリノス、FC東京、ヴィッセル神戸の日程の一部を、大きく変更することも合わせて発表された。

上写真=ACLの日程が再変更され、Jリーグは大きな影響を受けることになりそうだ(写真◎Getty Images)

反対していたが3クラブの意向を聞いて調整

 今回、Jリーグから改めて発表されたスケジュールのうち、ACLに出場中の3チームについては大幅な日程の変更があった。これはAFCが今年6月に発表していたACLの日程を9月に再び変更し、当初の予定よりも後ろに大きくずらしたため。原博実Jリーグ副理事長は「AFCの決定を受け入れられないと反対してきたが、出場している3クラブの意向を聞き、今回の変更に至った」と説明。J1で3クラブと対戦チームの協力も得て、再度の日程調整を行なうことになった。

 ACLはグループステージから準決勝までを11月15日~12月13日の期間で開催予定であるものの、現時点で日程の詳細や開催地は決定していない。また決勝は12月19日に予定されており、J1の最終節とバッティングしている。なお、試合はセントラル方式での開催が濃厚だが、現在は海外から日本に帰国した際に2週間の自宅待機を求められるため、状況次第でACL参加チームがJ1を並行して戦うには2チームを編成する必要がある。

 原副理事長は「3クラブと話をしたときにうれしかったのはリーグ戦も狙い、ACLもあるならチャレンジしたいといったことです。3クラブにはJリーグとACLの両方を目指してほしいし、われわれができることは全力でやりたい」とサポートを約束した。