写真◎CEREZO OSAKA
セレッソ大阪のDF松田陸が15日、神戸戦に向けた前日練習を終えてオンライン取材に応じた。ここまでリーグ戦全試合にフル出場中の松田は「準備はしっかりできている」と、前節から中2日の神戸戦に向けて万全をアピールした。
上写真＝ここまでリーグ戦全試合にフル出場しているDF松田（写真◎CEREZO OSAKA）
右SBで攻守に大活躍
前節の横浜F・マリノス戦を振り返り、「前半は押し込まれる時間が続いたけど、後半に立て直すことができたし、逆転して勝つことができて良かった」と松田。相手のハイプレスにも臆さず、後方からのビルドアップを続けたことについては「蹴っても何もならないので。無理してでもつないでいこうと話していたので、それが結果につながった」と、結果とともに勝ち方にも満足感を示した。
リーグ戦16試合を終えて全試合にフル出場しているのはGKキム・ジンヒョン、DFマテイ・ヨニッチ、そして松田の3人のみ。運動量が求められるサイドバックというポジションを考えれば、松田のタフさが際立つ。横浜FM戦でもチャンスと見るや果敢にオーバーラップを仕掛け、ボールを奪われると全速力で帰陣するなど、攻守両面でチームを支えた。
中2日での神戸戦に向けて疲労が心配されるが、「試合が終わった瞬間から次のことを考えていたので、そこの準備はしっかりできている」とけろり。素早い攻守の切り替えが持ち味だが、頭の切り替えも速い。
神戸は5試合未勝利で、5連勝中のC大阪とは対照的なチーム状態だが「みんな良い選手ですし、イニエスタ選手が出てきたらさらに怖いチームになる」と警戒しつつ、「逆に（イニエスタは）あまり守備をしないところがあるので、そこを突いていければ」と、相手の逆手を取って6連勝を狙う。