写真◎CEREZO OSAKA
J1で2位のセレッソ大阪は13日に、今季初の5連勝を懸けてアウェーで横浜F・マリノスと対戦する。12日のオンライン取材に応じたDF片山瑛一は「しっかり勝ち点を持って帰ってきたい」と強い意気込みを語った。
上写真=C大阪に欠かせない存在となっているDF片山(写真◎CEREZO OSAKA)
指揮官の信頼厚いポリバレント
ロティーナ体制2年目の今季、出場機会を増やしているのが片山だ。昨季はリーグ戦19試合の出場だったが、今季はすでに13試合に出場。過密日程の影響もあるが、指揮官からの信頼は厚い。
主に試合を終わらせるクローザーとして起用されるものの、8月30日の横浜FC戦で今季初先発。休養した丸橋祐介に代わって左サイドバックを務め、攻守に安定した働きでチームの勝利に貢献すると、続く浦和レッズ戦でもフル出場を果たしている。
前節の北海道コンサドーレ札幌戦は再びベンチスタートとなったが、2点リードした73分に清武弘嗣と交代し、左サイドハーフに入った。試合ごとに違うポジションを任されることについて「見える景色は多少違うけど、求められていることは整理できている」と語り、「最近はチャンスを貰えているので、役割を果たした上で自分らしいプレーができるようにやっていきたい」と、言葉には充実感がにじむ。
今節の横浜FM戦でもメンバー入りし、出番は来るはず。ちなみに希望するポジションを聞くと「チームに貢献できれば、どこでもいいです」と笑顔。チームファーストの姿勢を示し、「(横浜FMは)間違いなく強いチームですけど、自分たちらしい戦い方をして、しっかり勝ち点を持って帰ってきたい」と意気込んだ。