9月9日に行なわれたJ1第15節・柏レイソル戦に敗れ、順位を8位に落としたガンバ大阪。8月以降の戦績は2勝1分け4敗と負けが込み、上位との差が開いてしまった。悪い流れを断ち切るべく、ユース出身のFW川﨑修平ら若手の奮起に期待がかかる。

上写真=今季がプロ1年目のFW川﨑(写真◎J.LEAGUE)

デビュー戦から連続出場

 柏戦は開始2分でオルンガにあっさりと先制点を決められ、その後も2失点し、0-3で敗れたG大阪。クロスバーに救われたシーンもあり、さらに点差が開いていてもおかしくなかった。試合後、宮本恒靖監督は「残念だけど、自分たちの力が足りなかった」と完敗を認めた。

 この試合で77分から途中出場したプロ1年目の川﨑は、J1デビューとなったベガルタ仙台戦に続いて2試合連続出場となった。「点を取りにいけ、という指示で入りました。自分も試合を見ていて、点を取ったら流れが変わると思っていたので点を取りにいった」と川﨑。同時交代でピッチに入った40歳の遠藤保仁からは「失敗してもいいからどんどん仕掛けていけ」とアドバイスを受けたという。

 最大のチャンスは82分。左SBの藤春廣輝へスルーパスを通し、その流れからクロスのこぼれ球が川﨑の目の前に来た。だが、相手DFに寄せられてバランスを崩してしまい、決定機を逃した。自身シュート0本で試合を終え、「やっぱり結果を出さないと意味がないと思うので、もっといかないといけないなと思いました」。試合後のオンライン会見では反省の弁が続いた。

 なお、この日のオンライン会見は当初、宮本監督からスタートする予定だったが、急きょ柏のネルシーニョ監督と順番が代わった。推測の域を出ないが、宮本監督のロッカールームアウトの時間が遅れたのが原因ではないだろうか。試合内容を考えると、雷を落としていても不思議ではない。

 シーズン序盤でつまづいた昨季、セレッソ大阪との「大阪ダービー」で若手を大胆に起用し、チームの流れを変えた先例がある宮本監督。今季も矢島慎也が負傷で抜けたアンカーの位置に、遠藤ではなく大卒1年目の山本悠樹を先発起用するなど世代交代を図っている。

 目下、指揮官の期待を集める川﨑は「2試合に出てゴール、アシストがないのは悔しいので、もっと狙っていきたい」と次戦に向けて意欲。13日に行なわれる湘南ベルマーレ戦で、指揮官はどのようなメンバーをピッチに送り出すのか注目したい。

取材◎多賀祐輔 写真◎J.LEAGUE