写真◎VISSEL KOBE
ヴィッセル神戸のGK飯倉大樹が28日、トレーニング終了後にオンライン取材に応じた。29日のJ1第13節で対戦する横浜F・マリノスは、飯倉にとって昨季途中まで在籍した古巣。敵の手の内を知る守護神が試合のポイントを語った。
上写真=前日練習を終えてオンライン取材に応じた飯倉(写真◎VISSELKOBE)
打ち合いを覚悟
3連勝と波に乗る横浜FMとの対戦を前に、「一番手っ取り早いのはマリノスの外国人を封じること」と語った飯倉。昨季途中まで横浜FMに在籍し、相手の長所も弱点も知っている守護神は「リアクションになると止められない。マルコス(・ジュニオール)、ジュニオール・サントスに入れさせないことが大事」と、守備でも先手を取る必要性を説いた。
今夏に新加入し、3試合連続ゴール中のジュニオール・サントスへの警戒もさることながら、飯倉は「キーになってくるのはマルコス」と語る。前線と中盤を自由に行き来して攻撃の起点を作るマルコス・ジュニオールを「ファール覚悟で止めて、イライラさせてプレーの質を落とさせること」が横浜FM封じのポイントになると話した。
神戸は7月22日に行なわれた第6節・セレッソ大阪戦での完封を最後に、7試合連続で失点しているが「元々守備に比重を置いているチームじゃない。どうやったら失点しないかという議論は要所要所でするけど、どっちかというと比重は攻撃のほうが大きい」と飯倉。横浜FM戦は「相手も攻撃的なチームなので、次のゲームはどっちが多く点を取れるか」と打ち合いも覚悟した。