J1のサガン鳥栖は25日、Jリーグ臨時PCR検査(24日実施)において対象者全員が陰性だったことを報告し、26日からチーム活動を再開すると発表した。

上写真=鳥栖がチーム活動再開を発表(写真◎Getty Images)

感染した11人は自宅隔離を継続

 鳥栖は24日に選手28人、トップチームスタッフ15人、アカデミースタッフ28人、U-18選手33人、社員26人、関係者6人、選手スタッフ同居家族30人を対象にJリーグ臨時PCR検査を実施。その結果、166人全員の陰性が確認された。これを受け、26日よりトップチームと、U-12からU-18まで全カテゴリーのアカデミー活動を再開することが決まった。

 鳥栖は今月11日に金明輝監督の新型コロナウイルス感染が判明し、その後、トップチーム選手6人、スタッフ4人の感染を確認。感染拡大防止のため25日までチーム活動を休止していた。

 また、すでに退院しているトップチーム選手・スタッフ計11人についてもJリーグ臨時PCR検査を実施したところ、10人が陰性、1人は最終的に陰性の判定が得られなかったことも発表された。この11人については引き続き医師、Jリーグ、佐賀県、保健所厚生労働省クラスター班の指導のもと自宅隔離を行なうという。