J1の横浜F・マリノスが21日、トップチームスタッフに新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことが確認されたと発表した。

上写真=横浜FMがトップチームスタッフの感染を発表(写真◎Getty Images)

本日トップチームは練習中止

 クラブによると、当該スタッフは8月20日朝に体調不良を訴え、新型コロナウイルス感染症の抗原検査とPCR検査を受検。同日に抗原検査において陽性反応の結果が出た。また、21日夕方にPCR検査においても陽性反応が確認された。

●当該スタッフの経過・症状とトップチームの動向
・8月18日(火)午前中練習後、午後新幹線にて清水に移動、宿泊
・8月19日(水)スタッフとして明治安田生命J1リーグ第11節清水エスパルス戦に帯同
・8月20日(木)朝、体温37.4度。咳とのどの痛み。抗原検査を受検し陽性反応。PCR検査受検
・8月21日(金)朝、体温36.6度。PCR検査の結果、陽性判定となる。トップチームは練習を中止。監督、コーチ、選手、スタッフの計68人がPCR検査を受検
・8月22日(土)監督、コーチ、選手、スタッフの計68人のPCR検査の結果確認予定

 なお当該スタッフの行動履歴から、保健所より「弊クラブの選手・チームスタッフ、クラブ事業スタッフおよびアカデミー・スクールコーチ含むクラブスタッフに濃厚接触者なし」の判断を受けたという。

 現時点で選手・チームスタッフなどの中で新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を訴えている者はいないが、トップチームは21日午前に監督、コーチ、選手、スタッフの計68人がPCR検査を受検した。結果は22日夕方に出る予定となっている。

 今後の対応についてクラブは、21日に実施したPCR検査の結果を確認した上、Jリーグと試合開催の可否について協議するとしている。横浜FMは今週末23日にホームでサンフレッチェ広島と対戦する予定。