鹿島アントラーズのDF内田篤人が2020シーズンをもって現役を引退すると発表した。内田は2020年8月31日で鹿島アントラーズとの契約を終了。8月23日のJ1リーグ第12節・ガンバ大阪戦終了後に引退の挨拶を行なう。

上写真=8月12日のルヴァンカップ、清水戦に出場した内田篤人(写真◎J.LEAGUE)

日本を代表する右サイドバック

 日本を代表するサイドバックが、現役を退く。長らく右ヒザのケガに苦しめられてきたが、今季のリーグ再開前には「ケガなくできている。筋力トレーニングをかなりやったので、それが結構、良い方に転がっていると思う」と、順調な仕上がりを強調。7月4日の再開初戦、川崎フロンターレ戦に先発し、60分間プレーしていた。その試合後にはコロナ禍の現状を鑑み、「僕らでJリーグを止めない」と決意を語っていたが、その後、リーグ戦の出場はなく、8月12日のルヴァンカップ、清水エスパルス戦に1カ月ぶりに出場していた(69分間プレー)。

 2006年に清水東高校から鹿島に入団。当時のアウトゥオリ監督に抜擢され、開幕スタメンを飾った。以降はチームの主力としてプレー。2010年にドイツのシャルケに移籍し、UEFAチャンピオンズリーグでベスト4入りに貢献するなど、ヨーロッパでも確かな足跡を残した。2017年夏にウニオン・ベルリンに移籍し、2018年1月に鹿島に復帰。Jリーグでは2014年に悪化した右ヒザのケガと付き合いながらプレーしていたが、18年は12試合、19年は10試合と出場数は限られていた。

 今週末に開催される8月23日のガンバ大阪戦の試合後に、引退の挨拶を行ない、8月31日をもってクラブとの契約を終了する。日本代表としても一時代を築いた右サイドバックが、スパイクを脱ぐ。

◎プロフィール
内田 篤人(うちだ・あつと)
生年月日:1988年3月27日、静岡県出身
ポジション:DF
身長、体重:176センチ、67キロ
経 歴:函南SSS-函南中学校-清水東高校-鹿島アントラーズ(2006)-FCシャルケ04(2010・ドイツ)-1.FCウニオン・ベルリン(2017・ドイツ)-鹿島アントラーズ(2018)

■通算成績(2020/8/20現在)
J1リーグ通算:147試合、3得点
リーグカップ通算:25試合、0得点
天皇杯通算:15試合、1得点
AFCチャンピオンズリーグ:24試合 3得点
FIFAクラブワールドカップ:3試合 0得点
ゼロックススーパーカップ通算:3試合 0得点
ドイツ・ブンデスリーガ通算:104試合 1得点
DFBポカール(ドイツカップ)通算:8試合 0得点
UEFAチャンピオンズリーグ:31試合、1得点
UEFAヨーロッパリーグ通算:9試合、0得点
ドイツ ブンデスリーガ(2部):通算:2試合、0得点

■獲得タイトル
Jリーグ優勝:3回(2007、2008、2009)
天皇杯優勝:1回(2007)
AFCチャンピオンズリーグ優勝:1回(2018)
ゼロックススーパーカップ優勝:2回(2009、2010)
DFBポカール優勝:(2010-11、ドイツ)
DFLスーパーカップ優勝:(2010-11、ドイツ)

■鹿島での個人タイトル
2008、2009 Jリーグベストイレブン

■日本代表歴
74試合出場、2得点
・日本代表の主な参加大会:2010、2014FIFAワールドカップ、2013年FIFAコンフェデレーションズカップ、2011年AFCアジアカップ
・U-23日本代表:2008年北京オリンピック
・U-20日本代表:2007年FIFA U-20ワールドカップ