J1のサガン鳥栖は19日、新型コロナウイルス感染症で8月11日より入院していた金明輝(キン・ミンヒ)監督が本日退院したと発表した。

上写真=新型コロナウイルス感染症で入院していた金監督(写真◎J.LEAGUE)

今月10日に感染が判明

 金監督はクラブを通じ「医療従事者の方々に支えられ、本日、無事に退院することができました。心より感謝申し上げます。多くの方々にご心配とご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。私のために大変な苦労をおかけしたJリーグ、共に戦っているJリーグ全てのクラブ、そしてフットボールを愛する皆様に深くお詫び申し上げます。この入院中、不安に思うことがある中で、家族、友人、応援してくださるサポーターの温かい言葉に何度も救われました。本当にありがとうございます。感謝の気持ちを忘れず、新型コロナウイルス感染症対策の意識をより一層強めてまいります」とコメントした。

 金監督は今月8日に体調不良を訴え、9日に発熱。10日に佐賀市内の病院でPCR検査を実施したところ陽性判定が確認された。その後、選手6人とスタッフ4人の感染も判明し、トップチームは25日まで活動休止。これを受け、Jリーグは公式戦4試合の中止を決めた。

 クラブは「退院後におきましても活動自粛の上、Jリーグ、佐賀県、保健所、厚生労働省クラスター対策班の指導のもと、活動再開等の日程が決まり次第、改めてお知らせいたします」としている。