セレッソ大阪のロティーナ監督が8月18日、オンライン取材に応じた。19日の明治安田生命J1リーグ第11節は、首位の川崎フロンターレとの大一番。指揮官は先を見据えつつ、強敵に立ち向かう決意を示した。

上写真=アウェーで川崎Fに勝つためには、高いパフォーマンスが必要だとロティーナ監督はみている(写真◎Getty Images)

「多くを語る必要はない」

 前節終了時点で2位のセレッソ大阪は8月19日、首位の川崎フロンターレとアウェーで対戦する。両者の勝ち点差は7。第10節終了時点でリーグ最少タイの6失点という堅守のC大阪が、リーグ最多の29得点を誇る川崎Fの連勝を9で止められるか注目される一戦だ。

 前日練習終了後にオンライン取材に応じたロティーナ監督は、川崎Fについて「順位表を見れば、多くを語る必要はない」と強さを認めた。その上で、3-1で勝利した前節の柏レイソル戦を参考に「柏戦より良いプレーをする必要があるのは間違いない。柏戦でのチームの戦う姿勢、試合に臨む姿勢は良かったが、少し運もあった。より良いプレーをしなければ、フロンターレに勝つのは難しい」と見込みを語っている。

 さらに川崎Fについて「組織的に戦い、強力な、質の高い選手たちがそろっていて、選手層が厚い。今季は選手層の厚さが(チームごとの)差になってくる」とコメントしたが、まだ第10節で、先は長いとも見ているようだ。「まだリーグ終盤までは遠く、試合は残っている。もし負けることがあれば差は大きくなるが、次の試合で何が起ころうとも、我々にとっても、フロンターレにとっても、まだ試合は残っている」とロティーナ監督は強調し、「同じ姿勢で練習、試合に臨んでいくことが大事。フロンターレだけでなく、他にも強いチームがいる。他のチームにとってもリーグは長い」と、残り試合にも目を向けるべきだとしている。

 柏戦は厳しい蒸し暑さの中で消耗戦となり、終盤に交代で退いたMF清武弘嗣は担架で運ばれるなど、川崎F戦への影響が懸念されている。だがロティーナ監督は「何人かの選手は疲れた状態で試合を終えた」と認めた一方、「全員が回復していると聞いている。明日、決断しなければいけないところはあるが、全員を選択肢に入れることができる」と明かし、清武もプレーは可能だと明かした。

 オンライン会見が始まる直前には、傍らに置いてあったスタッフの麦わら帽子をかぶり、おどけるシーンも。練習中は帽子をかぶっているというロティーナ監督は「髪の毛がないと寒さにも、暑さにも弱いので、常に帽子をかぶっている」と笑いながら自虐的に語った。