サンフレッチェ広島は12日午後、同日開催予定の『2020JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節 vsサガン鳥栖』の中止を発表した。本日、サガン鳥栖の選手・関係者に新型コロナウイルス感染症の「陽性」または「陽性の可能性が高い」との検査結果が出たことを受け、感染拡大防止のために中止を決めた。

上写真=先月26日の名古屋戦に続き、新型コロナの影響により再び広島の試合が中止になった(写真◎J.LEAGUE)

鳥栖の選手・関係者複数人に陽性と陽性可能性

 本日、エディオンスタジアム広島で19時にキッククオフ予定だったサンフレッチェ広島対サガン鳥栖の一戦の中止が決まった。昨日、サガン鳥栖の金明輝監督の陽性が確認されたことで、鳥栖では選手やスタッフ、社員ら89人を対象に独自にPCR検査を実施していた。その結果、新たに複数人に「陽性」、「陽性の可能性が高い」との診断が出た。この結果を受けて、感染拡大防止のために試合の中止が決まった。

 本来なら鳥栖の選手とスタッフは前日に広島へ移動する予定だったが、検査結果が本日の昼に出るため、陰性が確認された選手・スタッフのみが試合当日に現地入りすることになっていた。

 なお、当該試合の取り扱いについては、決定次第、発表される。