上写真=コンディションは上向きと語る駒井。神戸戦で2戦連続得点はなるか?(写真◎J.LEAGUE)
神戸は丁寧につないでくるイメージ
昨シーズン、出場した試合は3試合のみ。ケガに泣かされ、満足なシーズンを送ることができなかった。そんな男が今、完全復活を遂げつつある。
前節の横浜F・マリノス戦では、先制を許した1分後、ルーカス・フェルナンデスのスルーパスに走り込んで同点ゴールをスコア。そのひと振りでチームに自信を取り戻させた。そして、自身にとってのJ1初ゴールでもあった。
「自分の調子は上向きですね」
ヴィッセル神戸戦を前に行なわれたオンラインでの取材対応時、現在の調子を聞かれて駒井は即答した。
「試合の翌日と翌々日くらいは疲れは取れます。中3日、中4日でも自分的には行ける。僕は連戦が好きなタイプなので」
その言葉から現在の充実ぶりがうかがえる。チーム状態も同じく、充実しているという。
「再開幕したときも、ゲームの内容的になかなかうまくいっていない中でも、みんながしっかりと走って球際のところを頑張ったりとか、粘り強い戦い方をした。失点を抑えられたり、最小限に抑えられたのが自分の中では大きいことだと思ってます。みんなが監督が言っている『走って戦って規律を守って』というところをやっているから結果か出ているんじゃないかなと思います」
再開後、6戦無敗。単なるフロックではないだろう。その力を、今度はリーグ屈指のタレント力を誇る神戸相手に見せつける時がきた。
「(神戸は)ポゼッションで後ろから丁寧につないでくるというイメージがあるし、タレントもすごくそろっている。個の力というのも、すごく強烈なものを持っている印象がある」
「前(のポジション)で出られれば、とりあえずゴールを取らないといけないと思っていますし、自分的に調子はいいと思っているので、どんどん狙っていきたい」
やるべきことは整理済み。勝ち点3を手にするために、チャンスメークで、アシストで、そしてゴールで、貢献を誓う。
神戸戦は本日8月2日、14時に札幌ドームでキックオフされる。駒井のプレーぶりに注目だ。