現在J1で4位タイのセレッソ大阪は明日、今季初の関東遠征を行ない湘南ベルマーレとJ1第8節を戦う。首都圏を中心に新型コロナウイルス感染者が急増しているが、ロティーナ監督は感染予防の重要性を説きつつ、「サッカーは続けていくべき」と持論を述べた。

上写真=オンラインで前日取材に応じたロティーナ監督(写真◎スクリーンショット)

「人生は前に進めなければいけない」

 ロティーナ監督は引き分けに終わった直近2試合を「二つとも我々に勝つ可能性があった」と振り返り、次節の湘南戦に向けても「自分たちのやるべきことをやる」とコメント。ぶれない姿勢で3試合ぶりの白星を狙う。

 連戦の影響でピッチ上の選手にはやや疲れが見え始めているが、「過密日程はすべてのチームにとって同じ問題。ローテーションしていくことが大事だが、しっかり回復させることが重要もなる」。なお現在離脱中のFWブルーノ・メンデス、都倉賢、MF西川潤は8月5日のルヴァン杯・浦和レッズ戦での復帰を示唆し、明日の湘南戦のメンバー編成については「これから状態を確認し、話し合いたい」と語った。

 移動時の感染リスクを避けるため7月は西日本のチームとの対戦が続いたが、明日の湘南戦は今季初の関東でのアウェーゲームとなる。「これまで通り感染予防に対する意識を最大限に持って、自分たちが感染しない、感染させないということに注意しなければいけない」と気を引き締めつつ、「人生は前に進めなければいけない。サッカーも続けていくべきだと思うので、自分たちのやるべきことをやっていく」と話した。