名古屋グランパスは25日、所属する宮原和也に新型コロナウイルス感染症の陽性反応があったことを発表した。行動履歴を報告し、保健所からはクラブ内に「濃厚接触者はいない」という判断になったことも合わせて発表された。

上写真=25日、名古屋の宮原和也の新型コロナウイルス感染が明らかになった(写真◎J.LEAGUE)

行動履歴は保健所に報告済み

 名古屋グランパスエイトのDF宮原和也に、新型コロナウイルス感染症の陽性反応が認められた。先日22日(及び24日)に第3回Jリーグ公式検査の結果が公表され、選手とスタッフの陽性数はゼロと発表されていたが、宮原は昨日朝に発熱し、PCR検査を受けた結果、陽性反応が確認された。

 宮原の行動履歴は以下の通り。

・7/19(日)チームトレーニング参加(体温 36.5℃)
・7/20(月)チームトレーニング参加(体温36.4℃)
・7/21(火)チームトレーニング参加(体温 36.9℃)
      名古屋から大分へ移動 ※新幹線→貸切バス
・7/22(水)J1第6節 大分トリニータ戦(体温 36.7℃)
       @昭和電工ドーム大分
・7/23(木)大分から名古屋へ移動(体温 36.2℃)
      ※新幹線→貸切バス
     チームトレーニング参加
・7/24(金)朝、発熱および頭痛(体温 38.0℃)
      PCR検査実施→陽性判定

 現在、宮原本人は平熱(36.8℃)に戻っており、自宅で静養中。なお、過去2週間の行動履歴をすべて保健所に報告した結果、クラブ内に「濃厚接触者はいない」という判断と至ったという。今日25日のトレーニングでは、宮原が使用した場所の消毒作業を実施した上で施設を使用し、明日は業者による消毒作業を予定している。また、本日選手・スタッフ60名に対し、急きょPCR検査を実施した(結果は改めて発表)。なお、本日夕方には、記者会見が開かれる模様だ。