写真◎VISSEL KOBE
18日に行なわれたJ1第5節・清水エスパルス戦に勝利し、8位に浮上したヴィッセル神戸。2位セレッソ大阪戦を翌日に控えるなか、MF山口蛍がオンラインで取材に応じ、チームの課題について語った。
上写真=古巣対戦を前に取材に応じたMF山口(写真◎VISSEL KOBE)
堅守をいかに破るか
山口にとって古巣対決となるC大阪戦。神戸加入1年目の昨季、リーグ戦での対戦成績は1勝1敗だった。「去年はソウザがいてセットプレーで多く得点を挙げていたけど、今年はソウザがいなくなって(アル・イテファクへ移籍)ショートカウンターで点を取っているイメージ」と変化を感じながらも、「やっぱり全体的に守備がオーガナイズされていて堅い」という印象は変わらない。
勝利へのカギは相手の堅守をいかに破るか。古橋亨梧、ドウグラスの連続ゴールに期待がかかるが、山口は「彼らが点を取るまでの過程は、アンドレス(・イニエスタ)がいると任せっきりというか、どうしてもアンドレスからの展開が多くなっている」と元スペイン代表MFへの依存を指摘。「相手も絶対そこを抑えてくると思うので、他の選手がどれだけチャンスを作れるかが今後の課題」とみている。
明日のC大阪戦は、トルステン・フィンク監督が「良い結果を出せれば、今年は上位のチームと争えるという証明になる」と位置づける重要な一戦。先発出場が有力な山口も「好調のセレッソ相手に勝てれば良い流れに乗っていける」と、今季初の連勝を誓った。