J1首位の川崎フロンターレを率いる鬼木達監督が20日にオンラインで取材に応じ、リーグ再開後から5人に増えた交代枠の考え方など、メンバー選考について語った。

上写真=4連勝でJ1首位に立つ川崎F(写真◎Getty Images)

再開1週間前の発見

 18日のJ1第5節・横浜FC戦は先制したあとに一度追いつかれたが、ケガから復帰のFW小林悠、MF三笘薫の投入で流れを取り戻し、終わってみれば今季最多の5ゴールで大勝。鬼木監督は「途中から出た選手のプレーは素晴らしかったが、最初から飛ばしてくれている選手がそこにはいる。いまはチーム全員が一つの試合に対して、勝つためにどうしたらいいかを分かった上でサッカーができている」と満足そうに振り返った。

 過密日程となった今季、リーグ再開後は5人に増えた交代枠を最大限に活用している。当初はやや懐疑的だったというが、「再開前のトレーニングマッチで相手チームがうまく5人の交代を使って、いいゲームをされた。やっぱり交代はチームに力を与えるな、と1週間前に感じられたのは自分にとって大きな出来事でした」と告白。その後、再開初戦の第2節・鹿島アントラーズ戦から横浜FC戦まで、4試合連続で5人の交代枠を使いきり、チームは4連勝。総力戦で好成績を残している。

 選手層の厚さはうれしい悩み。横浜FC戦で結果を残した小林、三笘以外にもサブには日本代表経験者など豪華なメンツがそろい、指揮官は「選手はやっぱりスタートから出たいはず」と気持ちを察する。ただ「チームみんなで勝つということは変わらない」ときっぱり。「いまはスタートだろうとサブだろうと、90分間で勝つために一人ひとりがそれぞれの役割を果たしてくれている」。好調の要因はチームの結束にあると強調した。